2018.11.05

3rdレンジローバー 社外ナビ設置

車両データ

車名:ランドローバー 3rdレンジローバー
年式:平成15年 左ハンドル
走行距離:76,240㎞

状況確認

先日ステアリングロック解除の記事でご紹介した、並行輸入左ハンドルの3rdレンジローバーの続報です。

前回の記事はこちら
3rdレンジローバー ステアリングロック解除

今回は取り付けられている純正ナビを移植し、社外ナビを取り付ける作業のご紹介です。
純正ナビは地図が更新されないため、使い勝手が悪くなってきます。
そこで、今回は社外ナビを取り付けることにしました。

ところで、このレンジローバーは左ハンドルです。
生産国のイギリスは右ハンドルなのですが、これは一旦アメリカに渡ったクルマのため左ハンドルで、メーターもマイル表示です。
レアですね。
並行輸入のため、ラジオの周波数も合いません。

早速作業に入ります。
まずは純正ナビを別の場所に移植します。
移植せずに外してしまうと、つながっている他のコンピュータに多少なりとも不具合が出てしまうためです。

左後側にオーディオやナビゲーションのシステムが密集しているので、こちらからナビの線を探して伸ばしていきます。

今回は右後側の小物入れを加工して、純正ナビを収納します。
と、文章にすると簡単に感じますが、配線が密集しているため、配線図を見ながら正しい線を探して伸ばしていくのはかなり面倒な作業です。

続いて、社外ナビを純正ナビがあった場所に取り付ける作業です。

単純にはめるだけではなく、ここも加工が必要です。
ナビの形に合わせながら削ったり切ったりしてちょうどいい位置に取り付けます。
そしてこちらもスピーカー配線やら何やらを取り付け場所まで引っ張ってきます。

枠もナビや車体側に合わせて作りました。
なかなか完成度の高い取り付けができたのではないでしょうか。

同車種ユーザー様へのアドバイス

輸入車の純正ナビの使い勝手に悩まれているオーナー様もいらっしゃるのではないでしょうか。
純正ナビを単純に取り外してしまうと不具合が起こりますので、純正ナビを眠らせておいて、別途社外ナビを取り付ける必要があります。
お悩みの場合はお気軽にご相談ください。